スーパーセブン、発煙。
2004/11/29(月)
今日の仕事場所を探すべく、スーパーセブンで外出。
突然、エンジンからモクモクと煙が!
と、思ったら、先日エキゾーストパイプに巻いた遮熱用のサーモバンデージからの発煙である。
最初に巻いた直後は、エンジンをかけると熱で発煙するのだ。
ちなみに有毒らしい。
先日巻いて以来乗っていなかったから、今日、初めて焼き入れしたわけである。
止まるとマジで煙幕のごとくモクモクと出る。
10分ほど走ると発煙はおさまった。
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2004/11/29(月)
今日の仕事場所を探すべく、スーパーセブンで外出。
突然、エンジンからモクモクと煙が!
と、思ったら、先日エキゾーストパイプに巻いた遮熱用のサーモバンデージからの発煙である。
最初に巻いた直後は、エンジンをかけると熱で発煙するのだ。
ちなみに有毒らしい。
先日巻いて以来乗っていなかったから、今日、初めて焼き入れしたわけである。
止まるとマジで煙幕のごとくモクモクと出る。
10分ほど走ると発煙はおさまった。
2004/11/25(木)
先日、数日ぶりに駐車場にもどったら、あのうっそうとした森が消えていた。
地主さんが片づけたらしい。
きれいスッキリ。
こんなに広かったとは。
あらためて、今日写真を撮ってみた。
昨日、せっかくスーパーセブンのオルタネーターのコネクターを新調したので、ついでにエキゾーストパイプも手を入れてみる。
ウチのセブンは触媒入りのマフラーに換えてある。
若干ではあるが音も小さくなっている。
それだけに排気に抵抗があるのか、低速トルクが上がった。
それはいい事なのだが、マフラーを換えてから、排気抵抗が増えたせいかエンジンルーム内の熱が上がったような気がする。
いわゆる帰り熱というやつだ。
長時間走った後は、よく警報機が熱暴走するようにもなった。
ボイル・シャルルの法則で言うと、排気が早く膨張すればそれだけ熱が下がるのだが、マフラーを換えて膨張に抵抗が出た分だけ、エキゾーストパイプの温度が上がるわけである。
そうは言っても些細な上昇だと思う。
しかしエンジンルームの熱害というのもばかにならない。
そこで、遮熱用のサーモバンデージを巻いてみる事にする。
メーカーはビリオン。
この包帯は、ずいぶん前に買っておいたのだが、なかなか手をつけずにいたので、いい機会なので試してみる。
ウチのセブンはロータスSr.3と同じクラッシックシャシーなので、バッテリーもエキゾーストパイプの間近で熱の影響を受ける。
密閉型ドライバッテリーのODYSSEY(オデッセイ)を使った時は、エキゾーストパイプが近すぎたのか、熱で内圧が上がりすぎて膨れてしまった事もある。
オルタネーターも間近なので、あまりよろしくない。
セブンに付いてるルーカス製オルタネーターはよくパンクすると言うが、この排気管のレイアウトのせいも大きいようだ。
以前のオルタネーターの端子の加熱も、単なる容量不足だけではなく、排気管からの輻射熱のせいで、熱が逃げ切れなかったのではないかとも思う。
そこで今回、耐熱布の包帯で、遮熱しようというのである。
時間があまりなかったので、とりあえず、オルタネーターに近い前側の一本だけ巻いてみた。
なんとなくレーシーな感じに見える。
また時間をみて、残りも巻いてみよう。
2004/11/24(水)
予てから懸案であったスーパーセブンのオルタネーターのコネクターを交換する。
前にこのバルボのオルタネーターを自分で取り付けた時に、合ったコネクターがなかったため、あり合わせの端子で誤魔化していた。
そのため長時間高速を乗ると、端子の電流容量が足りて無くて、熱で劣化して接触不良になり、充電不足になっていた。
ながらく横着して変えずにいたのだが、いよいよ交換する事に。
絶縁用のビニールが熱で焦げているあたりが、いかにもダメなものを無理矢理使っていた感じだ。
交換すると、気分的になんか加速とか良くなったような気がする。
気がするだけだと思うが、電流がしっかり来るようになればスパークの飛びが良くなるので、あながち気分だけではないかもしれない。
実際、バッテリーが弱ればトルクは落ちる。
セブンは軽いから、そのあたりが顕著に感じられる。
ともあれ、宿題が一つ終わった。
2004/11/21(日)
スーパーセブンで今日の執筆場所を探して走行中、インジケーターランプが点灯。
回転数を上げ下げしてもヘッドライトの光量に変化がないので、オルタネーターの発電が足りてない様子。
昨日、高速で新宿まで往復してから、ややその傾向が出ていた。
おそらくオルタネーターのプラグの電極が傷んだ模様。
もともと自分で適当に付けたプラグなので容量は足りていない。
以前にも同様の症状があり、街乗りでは問題なかったが、長時間の高速運転を続けると接点が加熱して金属が劣化して接触不良を起こす。
様子を見ようと最寄りのコンビニの駐車場に止めたが最後、セルが回らなくなった。
やはり原因はコネクターで、絶縁ビニールが焦げて端子も酸化している。
これはサンドペーパーをかければ当面の処置はできる。
バッテリー上がりは仕方ないので、やむなくJAFを呼ぶ。
ジャンプコードを繋いでセルを回せばエンジンは問題なくかかった。
コネクターの接点を磨いたら、発電電圧も正常に戻った。
これで当分は持つだろうが、また高速に乗ったら同じ症状が出るだろう。
そろそろ、ちゃんとしたコネクターに付け替えるか。
2004/11/20(土)
たのまれモノの舞台の小道具を届けに、スーパーセブンで新宿まで往復。
仕事の原稿が煮詰まってたので気晴らしを兼ねてドライブがてら。
毎度の工事渋滞に巻き込まれながら東新宿まで。
新宿東口と間違えてたせいもあって、到着がやや遅れる。
届けついでに、座長を乗っけて池袋まで送る。
走り出したとたんにケタケタ笑い出すので何かと思ったら、「何かアトラクションみたいで面白い!」との事。
そういえば、自分も始めて乗った時の感動はそんなだったなぁ、と思い出す。
今は自分の脚も同然で、年間1万キロ以上走るので慣れてしまい、街を流すくらいの速度では特別な刺激は感じなくなってしまった。
サーキットに行ってみたいなぁ、と思う今日この頃。
池袋駅に着いた頃に、パラっと数滴だけ、雨が撒かれた。
ワイパーで拭うと、またケタケタ笑いだして「このワイパー、カワイイ!」と。
西口のタクシーの行列に巻き込まれ、うっかり横断歩道の真ん中で信号待ち。
横断歩道を渡る女の子が「カエルみたーい」。
いや、カエルに似てるのはこれよりもオースチン・ヒーリー・スプライト・マークⅠの方がフロッグ・アイと言って……と思いつつも――まぁいいや。
オープンで車高が低いから、歩行者のリアクションがよく分かる。
ホイールをレモンイエローに塗り直してから、目立ち度がアップしてるように思える。
座長を届けたら、そのまま高速で自宅まで。
途中、雨で路面が濡れてて幌をどうしようか迷ったが、オープンのまま決行。
結局振らなかった。
しかし、インジケーターランプがほんのりと点き始めていたのを確認。
高速を往復すると、自分で適当に付けたオルタネーターの端子が焼けてしまう傾向がある。
追々、なんとかせねば。
2004/11/18(木)
ヤフオクで落札した、アストンマーチンのキーホルダーが届いた。
落札価格\6000-である。
今、メーカーが発売しているキーホルダーは、エアアウトレットをイメージした純銀製で3万近くする。
私が欲しかったのは、今回手に入れたこの革にエンブレムのメダルが付いているタイプで、キーホルダーとしてはこの方が使いよい。
少々高かったが、もう生産してないらしいのでやむを得ない。
本当かウソか分からないが、メーカーのエンブレムの入ったキーホルダーと言うのは、何台も車を持ってるお金持ちが、どのキーがどの車か忘れないようにするために付けたのが起源だと言う。
当時のイギリスの車ではみな共通なのだろうか、スーパーセブンとアストンマーチンのキーのタイプは同じだ。
二台しかなくても、よく、キーを間違えて挿してしまう。
私もその説に習って、メーカーのキーホルダーを付ける事にしよう。
今、スーパーセブンのキーには同様のケーターハムのキーホルダーを付けてある。
アストンマーチンV8のキーには、今回手にいれたアストンマーチンのキーホルダーを付けようと思う。
ただ、アストンマーチンは今修理中だ。
帰ってくるまでお預けである。
2004/11/16(火)
夕刻、ケントスピードの塚原社長より連絡。
修理と一緒に診てもらいたかった部分のリストについて相談。
新品を取り寄せると高価な部品は、できるだけ直す方向でやってもらえるとの事。
簡単な部分はチェックを始めてもらって、費用のかかりそうな部分にかかる時に、その都度やり方を相談しながら進めてもらう事に。
既に電流計やその他の電装系は進んでいるそうだ。
一番面倒そうな部分は例のブレーキの増力装置だ。
アストンマーチンV8では、ロッキードAPのバキュームサーボが付いているのだが、これがどうも作動してないらしい。
ブレーキはきくのだが、とにかく重いのだ。
街乗りでは一応大丈夫だが、スポーツ走行は無理だ。
これもとりあえずお願いしたが、今回、一番の出費になりそうな部分ではある。
ともあれ、ワークショップマニュアルを預けておいてよかった。
2004/11/15(月)
突然のエンスト。
その後、セルモーターも回らず、ライトも付かない。
バッテリーが上がったようだ。
普通は、インジケーターランプを見ればバッテリーの充電状態が分かる。
キーを入れて捻った時に最初に点く赤いランプだ。
エンジンをかけた時にこのインジーケーターランプが消えれば、発電機が正常に働き、バッテリーが充電されている。
アストンマーチンV8にはインジケーターランプがなく、代わりに電流計で充電状態をモニターする。
しかし、ウチの車は電流計が壊れているので、充電状態が全く分からない。
さすがはルーカス製のメーターだ。
おそらく原因はオルタネーターではないかと思う。
そして、おそらくはオルタネーターもルーカス製ではないかと思う。
暫く休ませると室内灯とハザードランプが点く程度には回復した。
まぁ、間違いなく電気関係だ。
ケントスピードに電話して、回収をお願いする。
もう日が暮れていたので、JAFに頼んで最寄りの駐車場に一端置いて、明日取りに来てもらう手もあったのだが、私がテンパッテ決めかねていると、塚原社長が気をきかせて取りに行くよ、と言ってくれた。
毎度、助けてもらってばかりだ。
感謝。
このアストンマーチンV8は、まずは車検が通る最低限で診てもらっていたので、実際に走らせて細かい所をチェックした上で、予算に合わせて少しずつ必要な所から整備を進める予定だったのだが、今回の入院でやや予定が早まった。
もっとも、大きめのトラブルは早めに出きった方が、後々大事にならずら済むので結果オーライとしよう。
ローダーで取りに来てくれたメカマンに、ついでに診ておいて欲しい点のリストを渡して説明をした。
JAF経由だと、この説明を電話でする事になったと思うので、今日来てもらえて助かった。
ドナドナされて行くアストンマーチンを見送り、電車で帰宅。
エンスト地点が駅に近かったため、すぐウチに帰れたのが幸い。
そしてすぐ、スーパーセブンに乗り換えて、行動。
やっぱ車は二台あると便利だねぇ。
2004/11/14(日)
ヤフオクで落札したエアーガンが届いた。
ご存じ、007ことジェームズ・ボンド愛用のワルサーPPKである。
厳密に言うと、ちょっと長い「ワルサーPP」の方だ。
下に敷いてある小冊子は、ホンモノのワルサーPP/PPKの取扱説明書で、ドイツ語、英語を初め数カ国語で説明が書かれている。
上にある革ひものような物は、銃を肩から提げるショルダーホルスターで、〈007 消されたライセンス〉の時にティモシー・ダルトンの007が使っていたのと同型である。
写真を撮ったのは当然、〈007 リビングデイライツ〉の時のボンドカーと同じ、アストンマーチンV8のボンネットの上。
アストンマーチンのガソリンが少なくなったので給油。
ざっと84リットル、\10451-。
218km走ったから計算だと燃費は2.6km/Lだが、今回はすり切り一杯まで入れたので、正確ではない。
実際は4km/Lくらいのようだ。
前回満タンにした時の燃料系の針は「3/4」くらいを指していたが、今回は「F」近くまで行ってる。
前々から気になっていた、ハンドルのズレを直す。
いつも少し右に切った状態がまっすぐだったので、一端ハンドルを外して付け直し。
作業は簡単ですぐに済んだ。
もともとハンドルを数センチ前後にスライドできるようになっていて、そのスプラインの溝に合わせてハンドルをはめ直す。
ちゃんとハンドルを正面に向けて走れるようになった。
だが、ハンドルが曲がった状態で走るのに慣れてしまったのか、まっすぐの方に違和感を感じるようになっていた。
2004/11/11(木)
うちに帰ったら、雨が降っていた。
降ると思っていなかったので、スーパーセブンに幌はしていなかった。
幸い雨量は少なかったので、シートが湿った程度で免れた。
2004/11/10(水)
アストンマーチンV8のウインカーは音が鳴らず、しかもオートリターンがちゃんときかないので、うっかりウインカーを出しっぱなしで走ってしまう。
スーパーセブンなら自分でウインカーを止めるのは常識なのだが、半端にオートリターンがきくと、戻したつもりが反対側に入れたりして都合が悪い。
ウインカーのインジケーターは、タコメーターの中に小さな緑のランプが二つ付いていて、これが左右のウインカーと連動している。
中央に4つある警告灯のうち、左下のオレンジがハザード警告灯で、ハザード点灯時にはこれも一緒に点灯する。
ウインカーのみの時はこの小さな緑ランプだけのため、慣れないと気が付きにくい。
せめて音がなればウインカーが出ているか止まっているかが分かるのだが……と思っていたら、最近、ウインカーの音が聞こえ始めた。
ハザードは結構しっかりカチカチと鳴っていて、それに比べると少し音が小さいが、鳴ってるのが分かるようになって来た。
長い間、走ってなかった車だ。
古くなれば、いろんな所が減って滑ったり、逆に固まってくっついたり、色々な不具合が起こる。
手入れをしたり、使っているうちに少しずつ機能を取り戻してくる部分もあるのだろう。
心なしか、オートリターンがきく確率も高くなってきてる気がする。
いずれ一通り見直してやろう。
2004/11/09(火)
寝坊した。
時間がないので、今日は車で打ち合わせに。
アストンマーチンは左ハンドルと車幅感覚にまだ慣れてないのと、ブレーキがまだ弱くて跳ばせないので、急いでる今日はスーパーセブンで行く。
駐車場もアテがないので小さいセブンの方がいい。
やはり、変えたばかりのタイヤは運転がスムーズで気持ちいい。
会議が終わってから、都内に出たついでに先輩脚本家の金巻さんと合流する。
綺麗になったスーパーセブンはまだ見せてなかったので、お披露目がてら。
そのままセブンで一緒に軽くドライブ。
イエローハットとミスタークラフトに寄る。
本とか清掃グッズとか買って帰る。
アストンマーチンのキーホルダーでもないかと思って探したが、やはりなかった。
福野礼一郎著「車はかくして作られる」をまだ持ってなかったので購入。
ロイヤルホストで食事して、解散。
やっぱり、田舎と違って都内は道が平らで走りやすい。
車が多いのは辛いが、セブンの脚には都内の方が向いている。
首都高の継ぎ目は別。
2004/11/07(日)
昨日は、金巻さんのライヴの撮影とその打ち上げで、その流れで今朝は新宿の漫画喫茶で一泊。
そしたら午後3時頃、ケントスピードから電話がある。
スーパーセブンの作業が終了したとの事。
やや迷ったあげく、新幹線で高崎まで取りに行く事に。
見ると、タイヤとホイールが綺麗に仕上がっていた。
タイヤ自体は前と同じADVANのもの。
ホイールはレモンイエローで非常にレーシーな感じになっている。
うわー。
前以上に目立つなぁ……。
格好いいには、格好いい。
前はちょっとクラシカルな感じで、セブンを知らない人には長閑な大人しい車のように見せかけて、実はスゴク速いと言う、羊の皮を被った狼なカンジで行けたのだが、こうなるともう一目見て臨戦態勢って分かるカンジである。
カフェレーサーってヤツだ。
丘サーファーと近い。
いや、近くはないか。
追加で頼んだマフラーの作業も上がっている。
今付けているマフラーは、近年の規制対策で排気音が少し抑えてあって、触媒も入っている。
体感的には殆ど変わらないのだが、最大音圧が下げてあるのだろうか、規制をクリアーする音量になっていると言う。
また、内蔵型なので外からは見えないが、触媒も入っている。
ただ、長い事走っていると、この触媒のキャニスターがマフラーの中で振動するようになるらしく、低回転時にカラカラと音がしていた。
それを固定して音を止めてもらったのだ。
また、前の修理で足回りを直してもらった時に、ハンドルのセンターが微妙にずれていたので、それも調整してもらった。
工場には、また新しい車が入っていて更に博物館の様相を濃くしていた。
新しく入っていたベンツは、昭和40年代のもので非常に珍しく、6リッターのエンジンでフェラーリより速いというバケモノリムジンである。
一体どこから出てきたのだろうか、程度は極上で、外観も内装もシートも非常に程度が良い。木製パーツのみ時代を感じさせるが、それでも30年以上前の車とは思えない状態である。
オーナーの手を渡った経歴も全て分かっていて素性のしっかりした車だ。
「誰かこれ欲しいって人はいないかい?」と社長に聞かれたが、う~ん。
これって、どう見ても自分でハンドル握るのじゃなくて、運転手雇って後に乗る車だよなぁ……。
さすがにそんな大金持ちに面識はない。
でもフェラーリより速いって事は、自分で運転したいよなぁ……。
それって、微妙な車だなぁ……と思ったが、よく考えたらウチのアストンマーチンもそういう車だ。
アリ、アリ、そういうのも。
今日は予定外でいきなりセブンを取りに来たので、ヘルメットも防寒装備もない。
あまり寒くならないウチ帰ろうと、休憩もとらず一気に高速を抜け、帰宅。
タイヤ新品だといいねぇ~。
よく走るし、よく曲がるし、よく止まる。
特に、よく止まるは如実に分かり、走っていてストレスがない。
う~む。
アストンマーチンのブレーキも早めにチェックしてもらうか……。
2004/11/02(火)
スイッチを取り替えてみる。
今、運転席の左下に、スイッチが二つ付いている。
左側の黒いトグルスイッチは、今回付けたドライビングランプのスイッチ。
右側の銀のトグルスイッチは、前のオーナーが付けたらしい謎のスイッチである。
どうも今は生きてないらしく、配線を追ってみたが何に繋がってるのか分からない。
あらかじめいらない物だと分かっていれば、スイッチを外してその穴にドライビングランプのスイッチを付けてもらえば、余計な穴を増やさなくても済んだのだが、今となっては後の祭だ。
なんか格好も良くないし使い道も分からないので、とりあえず外して、穴隠しに違うスイッチを付けておく事にした。
フリップアップスイッチカバー付きエアクラフトスイッチと言うやつで、本来はジャンボジェットや戦闘機のコックピットによく使われてるスイッチで、レーシングカーでもよくキルスイッチとして使われているものである。
カー用品店に行くと、格好だけ真似た安いコピー品が、ミサイルスイッチと言う名で何種類か売られている。
これらは少し形が違っていて、いかにも真似ましたという風で格好が悪い。
ちゃんと本物の航空機のものを流用したレース用の輸入品で組む事にする。
今回はキルスイッチとしてではなく、ボンドカーだから当然「秘密兵器」のスイッチになる。
何の秘密兵器かは、まだ決まっていない。
2004/11/01(月)
スーパーセブンをホイールの塗り直しのためにケントスピードに預けたので、今日から暫くはアストンマーチンV8で行動する。
MI6埼玉支部の開業である。
V8は、セブンに比べれば、見た目は全然普通な車のはずなのだが、なぜだろう、微妙に目立つみたいだ。
普通に走っていても、通行人が珍しそうにコッチを見ている。
特に年配の男性に多い。
おそらく車種を知ってるわけではないと思うが、何か変わったのが来た、というのは感じるのだろう。
見た目の押しが強いのもあるが、V8エンジンの音も気になるのかもしれない。
とりあえずイエローハットに、カークリーニングに必要な雑巾とか小型掃除機とか買いに行った。
他にも色々と欲しいグッズがあったのだが、マイカーグッズを山ほど詰め込んで生活感溢れる車内にしてしまうのは、MI6の諜報員としてポリシーに反するので、必要最小限で抑えておこうと思う。
常用するのは良くないだろうが、一番最初なので、スクーターにも使って効果のあったガソリンに入れる清浄剤も買って行く。
約50リットルに1本なので、95リットル以上入るV8には2本必要だ。
駐車場で、やはり年配の男性に「フェアレディーかと思ったよ」と声をかけられた。
確かに真横から見るとクーペデザインのシルエットが似た感じはある。
ケントスピードで40リットル入れてくれていたのだが、もうメーターが「E」を指していたので、スタンドでガソリンを入れる。
給油口が左右にあるのだが、ロータスヨーロッパのようにタンクが2つあるのか、それとも単に給油口が2つあるだけなのか分からない。
片方で満タンになった状態で燃料系を見たら、ちょうど「3/4」だった。
そこで反対側で入れようと思ったら既に満タンだった。
燃料タンクは1つで、給油口が2つだったと判明。
給油量はノズルが止まるところでちょうど60リットル。
と言う事は、「E」で30リットルほど残っていた事になる。
そして「3/4」の表示が満タンという事らしい。
まぁ、古いイギリス車はメーターが合ってるとは限らないとよく言うので、コレはコレと言う事で。
自分で満タンの位置と空の位置が分かっていれば、当面は支障はない。