アストンマーチンV8、復帰。
2004/12/19(日)
夕刻、アストンマーチンV8を引き取りに、新幹線で高崎ケントスピードへ。
復活!
結局、エンストの原因はオルタネーターの発電不足だったそうだ。
発電してはいるのだが、街中の低回転では発電量が足りてなく、バッテリーが上がったのだ。
これに関しては、新しくステーを作り起こしてくれて、国産のオルタネーターに交換してくれていた。
前よりも、かなり低回転からでも発電がきくそうだ。
また、ブレーキの効きが前より良くなっていた。
マスターシリンダーをオーバーホールしてくれたそうだ。
それが聞いて驚きで、分解してみたらなんと、フロントブレーキ側のピストンのカップが逆さに付いていたそうだ。
私の手元に来る前のどこかで、誰かが間違えて組んでいたらしい。
今まで、あまり腕のいい整備工場に恵まれなかったのだろうか。
どうもこの個体は、車そのものの程度よりも、初歩的な整備ミスが多くて動かなかった部分の方が多いようだ。
逆に言えば、直せば直るわけだし、直せるショップに通ってるわけだから、その辺は安い買い物だったのかもしれない。
乗ってみると確かに、前より制動距離が短くなっているし、踏む強さも幾分楽になった。
スポーツ走行はまだ難しいと思うが、街乗りには足りる。
バキュームの引きが弱いのか、それとも増力装置側がヘタってるのかはまだ分からないらしいが、ペダルはまだ少々重い。
これは今後の課題だ。
追加で細かい注文を出していたので、それも対応してくれていた。
トランクキー、グローブボックスの鍵がなかったので、製作。
燃料タンクのキャップを鍵付きのものに交換。
時計のオーバーホール。
トランクランプ、ボンネットランプの修理。
ヒーターの修理。
リア熱線の修理。
等々。
走るには直接必要ない部分ばかりだが、せっかくスーパーセブンにはないラゲッジスペースがあるのだから、やはり荷物が積めるように鍵は欲しいだろう。
せっかく屋根とドアのある車なんだから、寒くないようヒーターだって欲しい。
時計だって付いてるんだから動いて欲しい。
その時計が動くようになったのを見て、驚いた。
チクタクチクタクと言う音がするのだ。
もん長いこと聞いたことのない時計の音。
クォーツ時計じゃないのだ。
中にテンプが時を刻んでいるのだ。
もちろん、マメに合わせていないと狂う!
ケントスピードには、新しくロケットという車が入っていた。
ゴードン・マーレイがマクラーレンF1を設計した時、対極の車として設計されたのがこのロケットだ。
戦闘機のように前後に並んでタンデムで二人乗れるライトウェイトスポーツで、ヤマハのバイクも1100ccエンジンがミッションごと積まれている。
つまりトランスミッションはシーケンシャルシフトだ!
写真でしか見たことのなかった車だが、実物を見ると意外に大きい。
ホイールベースもスーパーセブンよりロケットの方が長く、見た目の印象はセブンより大柄だ。
しかしセブンの半分近い軽さで、結構な馬力の高回転型エンジンを積んでいる。
F1を設計している人間が設計したロードゴーイングフォーミュラーだ。
性能はきっと尋常じゃない。
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