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2005.01.25

アストンマーチンV8、イリジウムプラグに交換。

2005/01/23(日)

 予てより気になっていたプラグ交換を行う。
 スーパーセブンでも効果のあった、イリジウムプラグへの交換だ。
 セブンは、イリジウムプラグに交換してから、一切かぶらなくなった。
 また、明確に加速が良くなった。
 車体が軽いから効果がよく分かる。
 特にキャブレターの車には絶大な効果があるようだ。

 私のアストンマーチンV8はオートマチックのため、停止していてもクリープ現象で前に進もうとする。
 アイドリングがあまり高いと、このクリープ現象が高すぎて、ブレーキを踏むのに力がかかりすぎて乗りにくい。
 そこで、あえてアイドリングを低めにセッティングしてもらっているのだが、そのためかスローのミクスチャーが濃いめのようで、かぶりやすくなっている。
 信号待ちの後に発進すると、一瞬失速する事がよくある。
 普通ならそのままエンストに入る所だが、V8・5340ccもあるとエンジンが大いせいか、一瞬失速するがすぐ持ち直して続けて回り始める。
 また、その燃料の濃さのせいか、時々3000回転を超えると回転がバラつく事もあった。
 アフターファイヤーもしかり。
 そこでイリジウムプラグの登場である。

20050123_01

 写真の上が普通のプラグで、下がイリジウムプラグだ。
 電極が細く尖っているのが分かる。
 イリジウムプラグは、スパークが強く確実な点火を行う。
 また、電極の形状がかぶりにくくできている。
 エンジンの基本は「良い吸気」「良い圧縮」「良い点火」だそうだ。
 セブンではイリジウムプラグに変えた時と、スポーツイグニッションコイルに変えた時は、効果テキメンで、加速が良くなったし、燃費も良くなった。
 点火が重要だと言う事が、良く分かった。
 チューニングとしては、費用対効果も実に高い。
 イリジウムプラグがいくら高いと言っても、1600円である。
 何万もするパーツを組んだり、何十万もするチューニングを行うよりは、ずっと手軽で効果がある。
 昔、雑誌の連載で読んだ〈マシンハヤブサ〉と言う漫画に出てきた「超加速プラグ」を思い出した。

 この変化を体感するために、アストンマーチンでは今まで交換せずに放って置いた。
 いきなり最初から全部をベストの組み合わせに変えても、違いが確認できないからである。
 しばらく乗り続けて乗り味が分かってきたので、交換に踏み切った。
 オートバックスでプラグを探す。
 NGKでは適合表がなかったのだが、デンソーのプラグカタログには、ちゃんと「アストンマーチンV8サルーン」の適合表があった。
 V8バンテージやDB7の適合表まであった。
 V8エンジンだからプラグも8本も必要なのだが、ちょうど在庫が8本ギリギリあって助かった。

 交換したら、効果の程は明確。
 まずエンジンのかかりが良くなった。
 始動までのクランキングの回数が減っている。
 また、ニュートラルでのアイドリングが約1000回転上がっている。
 これらは感覚ではなく計測できる事なので、間違いなく向上している。 
 体感的にも、低回転からのピックアップが良くなり、加速も以前より滑らかでパワーを感じる。
 高回転で時々起こったバラツキも消えて滑らかに回転が伸びている。
 アフターファイヤーも激減した。

 街乗りを主に考えて、アイドリングを下げても回転が維持できるよう、混合気を濃いめにセッティングしてあったようで、外したプラグはまだ新しいが黒目のものが多い。
 今のイリジウムプラグなら、もう少し薄くても良いかもしれない。

20050123_03

 ふと気付いたのだが、左と右でマフラーの排気の状態が違う。
 気温が下がってきて始めて気が付いた。
 プラグも左バンクの方が黒目なので、左バンク側が特に濃いめなのだろう。
 このあたりもいずれ調整が必要そうだ。

20050123_02

 60リットル給油。
 トリップメーター計測忘れ。

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