スーパーセブン、始動。
2005/02/28(月)
アストンマーチンV8が入院中なので、今日から足はスーパーセブンに。
ざっと軽く洗車してホコリを払い、2本セットで買ったタイヤ洗浄スプレーの残りを使ってタイヤも綺麗にする。
スーパーセブンには、かれこれ一月半も乗っていなかった。
寒かったので屋根とドアがある方が良かったと言うのもあるが、まだ乗り出して間もないアストンマーチンの不具合の洗い出しもあって、アストンマーチンの方を重点的に乗っていた。
去年はこの時期もスーパーセブンで走ってたので、別に寒いからと言って乗れないわけでもない。
夜、ファミレスで原稿書いて、翌朝早朝にノートパソコンのバッテリーが切れて帰宅。
温度計の気温は3度。
セブンのヒーターは足下が熱いくらいなので、上半身と手袋と耳だけ防寒装備をしていれば、充分乗れる。
フロントシールドがあるから、バイクに比べれば遙かに快適だ。
朝の冷えた空気が顔をチリチリと刺すのが気持ちよい。
久々に乗ったセブンはハンドルが重く感じた。
前はそんな事なかったのだが、ここの所ずっとアストンマーチンV8の軽すぎる程のパワステに乗って慣れていたからだろう。
ブレーキは向こうも重かったので特に気にならない。
むしろこちらは、車体が軽いのビックリするほどブレーキが効く。
サーボの付いてないブレーキは、踏んだ力に合わせて効き方がダイレクトだ。
ハンドル操作に対しても、尋常でなく機敏に反応する。
車体の軽さと重心の低さがあって初めての挙動だ。
いくら軽くても軽四輪ではここまでの機敏さは出ない。
トルクコンバーターと違って、ちゃんとクラッチの付いてる車は、アクセルを踏むと踏んだだけ走る。
ちゃんとエンジンの回転数と比例してスピードが変わる。
交差点にさしかかると、ヒール・アンド・トゥで減速しながらダブルクラッチを踏んでシフトダウンする。
セブンはアクセルとブレーキが近いので、ブレーキ踏みながら足首を軽く捻るだけで、トゥ・アンド・トゥで両方同時にコントロールできる。
一端ニュートラルで繋ぐダブルクラッチで、入力側ギアの回転を弾いてやってからシフトダウンすると、シンクロメッシュがへたり気味のフォードマリーンの4速スポーツトランスミッションにも、スルッとギアが入る。
これが実に気持ちがいい。
これら一連の操作を躰が覚えていて、意図しなくても手足が勝手に変速操作をする。
反射神経があらかじめ局面に合わせて最適なギアを入れておいてからアクセル踏むので、アクセル操作の感覚がダイレクトで気持ちがいい。
これがオートマチックだと、アクセル踏んでからギアが変わるので、アクセル側で走り方を先読みしないといけないのがワンクッションあって良くない。
やはりマニュアルトランスミッションの車は楽しい。
最新のアストンマーチンV12バンキッシュでは、オートマモデルはトルクコンバーターではなくセミオートマチックで、コンピューターが自動的にダブルクラッチを踏むそうだ。
ハイテクメカとしては面白そうだが、せっかく500馬力もあるのにクラッチを操作しないのもなぁ。
そういう人はマニュアルモデルにすればいいのか。
あのアスントンマーチンV8もマニュアルにしたいなぁ。