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2005.04.01

アストンマーチンV8のボンドカー化計画、進行中。

2005/04/01(金)

 AMV8をボンドカーに改造するべく、搭載予定の秘密兵器の試射実験。

Aston Martin V8 & M134 7.62mm MiniGun
〈記録映像をダウンロード(64KB)〉

 GE社のM134ミニガンである。
 7.62mmNATO弾を毎分6000発の発射速度で発射する能力がある。
 ガトリングガンの一種であり、戦闘機に搭載する20mmバルカン砲を7.62mmサイズに小型化した構造である事から、ミニガンと呼ばれている。
 1本の銃身で毎分6000発の発射速度で撃つ機関銃よりも、6本の銃身を順番に使って毎分6000発の発射速度を得るミニガンの方が、単位時間あたりの銃身の加熱が1/6に下がるので、連射時間を長くとっても銃身が焼損しにくくなり、銃身の交換寿命も長くなる。
 主としてガンシップに搭載して地上を狙ったり、逆に地上から航空目標を狙ったりと言った、相対速度の速い目標を攻撃する際に使われる兵器である。
 映画〈ブラックホークダウン〉や〈地獄の黙示録〉、〈マトリックス〉でガンシップに搭載されていたのを記憶している方もいるだろう。
 〈プレデター〉や〈ターミネーター2〉では手持ちで使われていた。
 MI6のボンドカーは単銃身の機銃かロケット弾が主な装備であるが、敵のボンドカーには同様のガトリングガンが装備されている物もある。

 航空目標相手なら毎分6000発のままで良いのだが、今回は地対地攻撃が主である。
 目標の相対速度が遅いので、モーターの速度を落とし、発射速度を毎分3000発まで下げてある。
 これにより、同じ大きさの弾薬箱でも二倍の時間の射撃が可能となった。
 諜報活動のための装備は、限られたスペースの中に秘密兵器を組み込まねばならず、あまり多くの弾薬は搭載できないため、こういった処理が必要になる。

 また、本家バルカンの20mm弾から比べれば、7.62mm弾はかなり小さいが、それでも大口径ライフルに分類される弾丸である。
 この7.62mm弾を長銃身から一瞬で大量発射すると、反動が強すぎて車体のフロントが浮いてしまい、射線が上にズレる傾向がある。
 走行中の射撃でも、加速や減速でサスペンションが沈むと、射線が上下にずれるだろう。
 射線を水平に保てるよう、ミニガンを固定するクレードルか、もしくはサスペンションそのものに何か工夫する必要がありそうだ。
 幸いウチのアストンマーチンV8は'73年~'78年の間に作られたSr.3モデルで、ボンネット上のエアスクープのバルジが一番大きなモデルである。
 キャブレターモデルのためか、このエアスクープは形だけの飾りで吸気口としては機能していない。
 このスペースを上手く使えば、何らかの機構を組み込む余地はあるだろう。
 古い時代の車なので、現代の車に比べると整備性が考えられていて、ボンネット内に開いたスペースがあちこちに残っているので、それを有効利用できるのが良い。
 鉄製のシャシーにアルミボディーを載せた構造の車体なので、ボディーに細工をしても車体剛性に影響がないと言うのも、秘密兵器を搭載するには適した車体でもある。
 ミニガンは室内で撃つと、大量の発射ガスが一瞬で充満して酸欠になる。
 当然、インテークに吸い込むとエンストの原因になる。
 車内やエンジンのキャブレターに発射ガスが吹き込まない位置に設置する必要がある。

 今日は〈鉄人28号「鉄」+「勇気」。〉を観た。

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