2004/05/02(月)
アストンマーチンV8にバックセンサーを付けようと思う。
せっかく再塗装したので、またぶつけないうちに付けておきたい。
色々探したところ、手頃な価格で適当なものを見繕う。
バンパーの裏にセンサーの金属テープを貼るだけで、車体に無加工で取り付けられるTo-Fit の、アシストバックセンサーと、車体にセンサーを取り付ける穴を開ける必要があるが、精度の高いSteel mate 5888パーキングアシストバックセンサーのどちらかを候補に上げていた。
Steel mateの製品は、センサーの数が2個~4個までの3タイプがある。
アストンマーチンV8は金属パンパーなので、To-Fitの製品の場合は、センサーが少し高いモールタイプになるので、Steel mateの4センサーと価格的には同じになる。
うちのアストンマーチンは既にバンパーは何度も当てた後で、メッキバンパーではなく塗装になってしまってるし、別に売るつもりもないので査定も関係ないから、バンパーに穴を開けてセンサーを付けても良いだろうと思い、精度の高いSteel mateの製品を選ぶ事にする。
扱ってる店が限られてるので、一番近い草加のショップまでひとっ走り行ってみる。
店頭で品物を見ると、表示部のサイズも小さくて目立たないし、取り付けもかなり簡単だと分かったので、決定する。
その場に在庫はなかったが、夕方に届くと言うので、近くのファミレスでしばらく仕事の原稿を打ちながら待ち、夕方に品物を引き取って帰途につく。
高速を走ってる間、急にハンドルが重くなる。
パワステがきかなくなっているようだ。
見ると水温も上がっている。
高速を降りて料金所脇の駐車場で点検をすると、ファンベルトが外れていた。
ファンベルトはパワステのポンプを経由してるので、これが外れるとパワステも効かなくなる。
二本のVベルトのうち片方は捻れてしまってるので、一本だけ繋いでしのぐ。
エンジンを回すと、パワステポンプのプーリーの軸がブレている。
ゆっくり走りながら帰途につくが、水温が下がらない。
時々、冷ましながらゆっくり帰る。

途中、田んぼの中のお寺か何かの駐車場に停めて涼んでいると、青ツナギのオジサンがやってきて、声をかけられる。
「これ何てクルマですか?」

アストンマーチンだと伝えると、
「ああ、これが!」
と、前に回ってフロントを見て、
「そうそう、この顔!」
しばらく談笑。

センサーを買ったお店の店員さんはそんなに歳ではなかったためか、アストンとオースチンの区別も付かなかったようだが、やっぱオジサン世代はアストンマーチンと言うとそれだけでドキドキするものはあるようだ。
「いやー、いいもの見せてもらいました」
手伝う事はないかと聞かれたが、冷ますだけだったので大丈夫ですと答えて別れる。

スーパーセブンもそうなのだが、アストンマーチンも意外に田園風景や緑の中でもしっくりくる気がする。
スタンドでガソリンを入れて、ついでに水を補給する。
すごい量の水が入っていく。
既に減っていたのか、それとも今回の件で急激に減ったのかは不明。
今までは特に水温が上がる事もなかったので、おそらくファンベルトが外れた事で急激に加熱して蒸気圧で漏れが進んだのかもしれない。
水を補給したら当面の水温はおちついた。
点検箇所が増えた。
給油59リットル、243km。
燃費、約4.1km。