スーパーセブン、修理完了!
2006/01/30(月)
携帯の履歴を見ると、昨日の夕方にケントスピードから電話があったようだ。
ちょうど寝ていた時間で、気づかなかった。
車検の事もあるので、とりあえずケントに寄ってみる事にする。
すると、高速の途中で再びケントスピードから連絡がある。
処理は全部終わっていて、そのままスーパーセブンに乗って帰れる状態になっているそうだ。
昨日は橋本監督も来ていたとの事で、それで連絡をくれたらしい。
到着すると、セブンは綺麗に仕上がっていた。
セブンはタイヤをぶつけるとフレームが歪む。
歪む時は、全体が歪むから、理想を言うとフレーム交換になる。
しかしそれでは出費がかさむので、前回と同様、歪んだ部分だけ切断して新しいフレームを接ぐ方法でお願いした。
セブンは元の接合がブロンズ溶接なので、フレーム修正機で伸ばすとフレーム強度が落ちるので、直る範囲の修正であれば、今回のような外科手術が効果的だ。
見ると綺麗に仕上がっていて、もう、どこで繋ぎ合わせたのか分からない。
新車同様の綺麗さである。
むしろ無事だった後方のほうがそのままなので汚いくらいだ。
今度、全体のトーンが合うように磨いてみよう。
調子は絶好調。
フロントサスは総取替えで、かっちりした仕上がりになっている。
試乗すると、ステアリングを回す感触が、地面に粘るようグリップしいてるのが分かる。
ハンドリングは実にクイックで、リアもしっかり付いて行くから、もう今のシートでは人間が追いつかなくなってきている。
バケットシートが欲しい。
これも5リンクの賜だ。
キャブレターの調整も完璧で、下から上までしっかりパワーが出る。
アクセルを踏むと淀みなく回転が上がり、乱暴に踏むと低いギヤではパワーが余って、今のタイヤではホイールスピンを起こす。
メーター読みで4速6000rpmの180km/hまでスムーズに加速する。
怖いのでこれ以上は回さないが、1速で8000rpm以上は回るエンジンなので、たぶん踏んでれば200km/h以上は出るのだろう。
キャブの口径がΦ45もあるにも関わらず、下は4速2000rpmの60km/h以下もスムーズで、平地の街乗りなら常用回転数2000rpm以内で走れる。
前のオーナーの時の修理の際に、所々で現物合わせで加工がされていたらしく、正規の部品が合わなくなっていたりとか色々と怪しい点が見つかったようで、その辺りも元に戻してもらえたそうだ。
エンジンも錆びていた部分は、塗装で綺麗になっている。
何より、ハーネスを取り替えた事により、エンジンルームがかなりすっきりしていた。
サーキットブレーカーを外し、代わりに現用モデルと同じヒューズボックスとリレーが追加されて、電装的にも安心できるようになっている。
ホーンとオーバーテイクランプのトグルスイッチも、雨で痛んで接触不良を起こしていたので、新しいものに交換。
クラッシュしたラジエーターも新調で、今度は冷えすぎでこの季節の高速ではオーバークール気味なくらいだ。
内装は赤いカーペットで敷き詰められ、雰囲気に統一感が出てきた。
後はシートを赤にすれば良いのだが、これは追々考えよう。
どんなタイプのシートにするか、まだ考えがまとまらない。
前にクラッシュした時、走行会の準備で色々と荷物を積んでいて、それでいて、いらない物を下ろしわすれていたので、すごい積載量のまま預けていた。
しかも今日は代車のカリーナでそのまま行ったものだから、これにも余計な荷物を積んだままだ。
とても一回では全部の荷物を持ち帰れない。
とにかく積めるだけ積んで、残った荷物は第二便で取りに行く事にする。
展示場では、橋本監督のロータスヨーロッパSPが、更にバラバラになっていた。
エンジンは降ろされオーバーホールに入っていて、内装や電装も外されている。
監督が仕上げのイメージのミニカーを持参して置いていったそうだ。
見せてもらうと、白に金のストライプが入った塗装だった。
今の黒の部分が白になった感じだ。
でも、後ろにシメジウイングが付いていた。
監督は付けたいらしいが、奥さんと社長は反対していて、今の所は「羽根なんて後からいつでも付けられるから」と、とりあえずは素で仕上げる線で行くそうだ。
でも、〈サーキットの狼〉世代なので、きっといずれは羽根が生えるに違いない。
クラッシュしたカニ目もいた。
今月号に載ってたのもいた。
何かの下に潜ったのだろうか、ノーズコーンとウイングの上面が損傷していた。
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